７月２０日

第　1437.1438回例会記録　　Ｎｏ3
平成　17年　7月20　日
司会：高橋正美
編集：長谷川真也

会次第
１、点鐘
2、ロータリーソング　（我等の生業）
3、お客様：　越谷市助役　関根勤様
　　　　　　　秘書室広報広聴課南　正勝様
4、会長挨拶
5、幹事報告
6.お客様　卓話
7、終鐘

会長　安井晃

ロータリーの友の中で100週年を迎える前年頃からロータリーを見つめ直す記事が多く見られるようになりました。

当クラブでも小林操パスト会長は、「原点に帰りロータリアンらしくあれ」と提言されました。前年度は、「ロータリーを祝おう」というRIテーマがかかげられロータリーの友でもロータリー100周年の歴史記事が随所に見られました。

又前年度ディビット・フォワードによる「奉仕の一世紀」が刊行されロータリーという大河の流れが表わされております。

100年前ポールハリスという一人の弁護士によってロータリーの大河の源泉が生まれ時代の流れと共に成長にきた概要は、皆さんよくご存知のことと思います。

私は、ロータリーの源流に奉仕という考えを取り入れ成長発展してきたことを知りたく思い数は少ないですが関係書をひも解いております。

ロータリーの第2世紀の最初の年度私は、会長卓話の中でロータリーの源流と成長・発展について順に話して見たいと思います。

今日はポールハリスの少年期について話してみたいと思います。

ポールハリスは1868年4月19日次男として米国ウィスコンシン州ラシーン市で生まれました。1868年4月19日というと日本では、慶応4年同年9月に明治と改名された年であります。ウィスコンシン州ラシーン市シカゴの北約100ｋｍでミシガン湖の西側に位置する所であります。3歳の時父親の店の倒産によりバーモンド州ウォーリングフォードに住み資産家で賢明にして厳格な祖父母にあずけられ高校卒業まで養育されました。

バーモンド州はアメリカ東部ニューヨークのずっと北に位置しカナダと国境線にある州であります。3歳の子供がウィスコンシン州からバーモンド州まで直線700kmを旅し祖父母にあずけられた気持ちは、どうだったのでしょう。母親の胸の中に飛び込みあまえたい時泣きたい時数知れずあったのではないでしょうか。このバーモンド州ウォーリングフォードで祖父母より他人に対する思いやり寛容優しさ尊敬の念の尊さを学び祖父母の教育とウォーリングフォードに住む人々が互いに職業を利用し合って楽しく生活していたことがハリス少年の心の中に残り後にクラブ構想の発端になったと書かれております。次回は法律の道に進んだ所から話してみたいと思います。