11月16日

第 1453 回例会記録  No.15
平成 17年 11月 16日 
司会:本間 孝
編集:長島 洋一

会 次 第
1.点鐘
2.ロータリーソング 「それでこそロータリー」
3.会長挨拶
4.幹事報告
5.委員会報告
6.お客様・外部卓話 特定非営利法人オリザネット
           理事兼事務局長 古谷愛子様



会長挨拶
 
会長 安井 晃
 地区より「財団法人米山記念奨学会・多地区合同奉仕活動についての承認手続について」の報告依頼を受けました。臨時持ち回り理事会の承認を頂きました。例会に諮りクラブの承認が必要となっております。
ご承認いただきたくお願いいたします。
(拍手多数)。ありがとうございました。
それではロータリー河の流れの続きを話してみたいと思います。
ロータリーが創立して3年目の1908年1月にアーサー・フレデリック・シェルドンはシカゴ・クラブにハリー・ラグルスの推薦で入会しました。シェルドンは新入会員であったにもかかわらず彼の持論である「サービス学」を新しいロータリー理念として説いていました。毎回の例会毎にポール・ハリスとシルェドンによって繰り返される奉仕哲学と拡大の必要性を説く議論に、大多数を占める互恵・親睦派の会員たちはいやけをさしていました。その白熱した議論の雰囲気を和らげるためにハリー・ラグルスが始めたのが「唱歌」であったことは、あまりにも有名な話であります。しかし、その緊迫した状況は破局を向かえ、1908年10月、ポール・ハリスは任期半ばで会長を辞任し、シェルドンも情報拡大委員長の任を解かれました。
さて、クラブ数・会員数の増加により、1910年8月15日シカゴで全米ロータリー・クラブ連合会の第一回年次大会が開催されました。そこで、5項目からなる最初のロータリーの綱領が制定されました。4番目に「進歩的で尊敬すべき商取引の方法を推進すること」が加わりました。このことは、今までの物質的相互扶助の慣習からの脱却を意図するものであると言う人もおります。大会の最終日に、19世紀の「買い手の自己責任」という悪い商習慣、又、利己的な経営手法を批判していましたシェルドンは、宇宙の摂理、自然の法則から見た人生・人間関係のあり方を述べ、実業人を成功に導く方法は利益を他人とシェアーするという人間に対するサービス学を遵守することであると説き、その理念を端的に表す言葉として「He profits most who serves best.」を発表したのであります。しかしすばらしい奉仕理念の提唱であったにもかかわらず、このスピーチの内容を理解できた人はほとんどいませんでした。
翌年の1911年8月にオレゴン州ポートランドで、全米ロータリー・クラブ連合会の第二回年次大会が開催されました。大会議事録によりますと、大会最終日にシェルドンの演説原稿をチェス・ペリーが代読したと記載されています.その要旨は、商業や事業を営むことは経営学という科学を実践することである。経営学とは「He profits most who serves best.」日本語訳では「最も良く奉仕する者、最も多く報いられる」に基づいたサービス学である。このサービスとは商品や業務に対して責任を持ち、店主や従業員が顧客へ対しての態度や気配りを行うことにより、顧客は満足感と公平感を感ずる事であると言っています。又、これによって、信用が得られて信頼関係が成り立ち、企業の永続的発展と成功を保証する唯一の方法であると言っています。この「He profits most who serves best.」は満場の賛成の拍手により、第二回年次大会宣言と決定されました。後に、ロータリーのモットーになっていくのであります。2004年の規定審議会で「He」が「They」に置き換えられました。ところで、Profitsの解釈を巡って金銭的な利益か、精神的な利益かの論議では,シェルドンは前者であると言っています。即ち、シェルドンは経営学に基づく信用確立という精神的な境地を「Service」【日本語訳:奉仕】と言っています。


幹事報告
 
幹事 増田 英樹

1. 今年度秋の叙勲で、今野忠雄会員が藍綬褒章を受章されました。慶弔規定により当クラブより3万円をおくります。

2. 太田靖彦会員より推薦がありました(元幸手中央RC会員)の永田雄治さんの入会が、理事会において承認されました。クリスマス例会において入会式の予定。

3. 2006年2月8日開催のIMにおいて、当クラブを代表して宇田川芳行会員に意見発表をしていただきます。

4. 次年度地区役員推薦の件、小林操会員を推薦

5. パキスタン地震災害援助金募集の件
当クラブスマイルより1名千円X会員数=4万7千円を拠出しました。

6. 2005〜06年度米山記念奨学部門「感謝の集い」の案内 
12月17日ラフレ埼玉、会長、米山委員長、カウンセラー、米山奨学生の出席

7. クラブ支援ロータリー米山奨学金制度の案内。
現役奨学生の期間延長制度(クラブ支援ロータリー米山奨学金)が2006年4月より施行。

8. 財団法人ロータリー米山記念奨学会より
多地区合同奉仕活動についての承認手続について重要案件のため、理事会の承認の上例会に諮りクラブの承認を得なければならないが。11月30日迄に
9. R財団地区補助金プログラムに参加申請の受付終了の案内。

10. 越谷市暴力排除推進協議会より
引き続き、ご支援、ご協力を賜り今年度会費1万円の納入依頼。10. 越谷市暴力排除推進協議会より
引き続き、ご支援、ご協力を賜り今年度会費1万円の納入依頼。

11. 地区内新世代・インターアクト委員長会議の案内。   
 



 
オリザネット理事事務局長古谷愛子様本日は、ご苦労様です。卓話よろしくお願いします。     安井 晃  増田英樹

 
オリザネット理事事務局長古谷愛子様本日は、ご苦労様です。卓話よろしくお願いします。
 旅行シーズンのせいでしょうか?休まれている方が多いようですね。   木村二夫

 
山口先生有難うございます。禁煙5日です。    長谷川真也

 
安君お帰りなさい。  高橋正美
                                    
 
今週平日に法事が3回も入りました。今日も済ませてきました。
石井和章

 
朝晩はめっきり寒くなりました。   太田靖彦

 
本日早退させていただきます。    若海兵馬


外部卓話
 
特定非営利法人オリザネット
理事兼事務局長 古谷愛子様

オリザネットは、農と自然を大切にして、人と生き物が共生でき、将来の世代も自然の恵みを享受できる持続可能 な社会づくりに貢献するという理念の下にさまざまな 活動を展開しています。
 本日は、田んぼや雑木林、農業用水路など地域の農的環境を活用した子どもたちの自 然体験活動についてご紹介します。 生き物や環境問題への関心や地域への愛着は、対象との係わり合いの中で育まれるも のだと思います。日常の衣食住と自然との係わり合いが深かった時代と異なり、今は 人と自然の関係が薄くなり、自然の姿も、大きく変わっていますが、越谷周辺は、まだまだたくさんの生き物が生息しています。オリザネットは、小中学校での地域の自然や農耕文化を活用した総合的学習の支援活動や、田んぼの学校、遊びの達人教室、子ども自然塾、子どもエコクラブなどの活動を通して、多くの子どもたちが地域の自 然に触れ、自然との係わり合いがもてるような場づくりをしています。これらの活動に参加する子どもたちは、生き生きとして飛び回り、さまざまな発見に目を輝かせています。
 多くの人たちが慣れ親しんだアマガエルやアキアカネ、イナゴやドジョウは、みな田んぼなどの農的な環境で生まれ育ったものです。そうした環境は、越谷周辺には、まだたくさん残っています。多くの生き物の生命を育む、そうした場所で、これからも子どもたちの笑顔と、よりよい地域づくりのために努力していきたいと思っていま す。
 本日はありがとうございました。


 

貴重な機会を本当にありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。
 特定非営利活動法人オリザネット
 343-0002
 埼玉県越谷市平方1863−5
 tel/fax 048−973−6360
e-mail oryzanet@ybb.ne.jp (代表)
URL http://oryzanet.servehttp.com/
 事務局長 古谷愛子 aiko-f@nifty.com 



例会出席報告

会員数       47名
出席免除者     5名
出席者       22名
欠席者        20名
出席率       52.4%


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